長崎歴史文化博物館の企画展『博覧会の世紀1851-1970 日本人を魅了した世界の祭典』に香蘭社の古陶磁や図案が出品されます。
2021年09月24日香蘭社有田本店ショールーム二階「古陶磁陳列館」に収蔵の古陶磁数点と、普段は非公開で、過去数回しか展示会に出品していない貴重な原画も展示されます!
◆企画展の内容
19世紀半ば、世界で最初の博覧会であるロンドン万国博覧会が開かれて以降、今日に至るまで世界各国で多くの博覧会が開かれてきました。江戸時代から見世物の文化が根付いていた日本で、博覧会はどのように受け入れられ、発展していったのか。本展覧会では、江戸時代の見世物から明治・大正・昭和の博覧会について、長崎で開催された博覧会も交えながら、その歴史を振り返ります。
◆香蘭社と万国博覧会の深い関係
明治8年(1875年)に海外向け商品の有田焼生産に対応するための陶磁器製造販売会社である合本組織香蘭社(現在の株式会社香蘭社)が誕生し、明治9年(1876年)フィラデルフィア万博の日本館に大量の香蘭社製品が並べられ、同博覧会で名誉大賞を受賞したのを皮切りにその後の万国博覧会で数々の賞を受賞しました。この博覧会が契機となり、世界に有田焼を広めただけでなく、日本の伝統技術の高さを伝えました。
【会期】2021年10月2日(土)~11月28日(日)
【会場】長崎歴史文化博物館
※期間中の催し、入館料につきましては、長崎歴史文化博物館のウェブサイトをご覧ください。